GROMACS 2019.6 リリースノート¶
このバージョンは2020年2月28日にリリースされました。これらのリリースノートは、|Gromacs|の2019.5バージョン以降に変更された内容を記録し、既知の問題を修正することを目的としています。また、2018.8バージョン以前に実施されたすべての修正も含まれており、詳細は:ref:`release-notes`で確認できます。
mdrun が誤った動作をするのを修正¶
実際に、FE法でPME力を修正し、q/LJの摂動なしで計算する¶
PMEは、電荷やLJ原子タイプが実際に変化していない場合に、変位した原子のメッシュ内の力を誤って無視します。ただし、これは非常にまれな状況です。
プログラムの強制終了を避けるために、方向に関する制約を考慮する¶
mdrunが複数の分子に対して方向制約を確認する際に、制約が適用されていなくても、終了してしまう可能性があります。
Coulomb および LJ の相互作用項を再計算¶
繰り返し計算では、クーロンとLJの相互作用項の逆の項が計算されないため、誤ったポテンシャルエネルギーが算出されます。この問題は、|Gromacs|がGPUサポートなしでコンパイルされた場合にのみ発生します。
gmx ツールに関する修正¶
gmx disre で、距離制約ラベルの入力が不一致の場合を検出する機能を追加しました。
移植性に影響を与える修正¶
Intelコンパイラを使用したコンパイラエラーの修正¶
修正:Intelコンパイラ 2019 アップデート 5 および 2020 の初期リリースとの互換性に関するコンパイラエラー。pullutil.cpp ファイルのコンパイル中に mcpcom: core dumped というエラーが発生していました。